痛みは敵じゃない

整体

『痛み』それは、とても嫌なものです。
慢性的な頭痛や腰痛。なんとなく重いような軽い痛みから、激しい痛みまで。

その最中にいるときは「この痛みが無ければいいのに」と思うかもしれません。

世の中には無痛無汗症という、先天的に『痛み』を感じる神経が無い状態で生まれてこられた方がいます。

「痛みを感じないなんていいなぁ」と思われるでしょうか?

いえいえとんでもない。彼らの多くは怪我や骨折を繰り返し、車椅子生活を余儀無くされてしまいます。
つま先で歩いたら痛いでしょう?関節が変な方向に曲がったら痛いでしょう。ぶつけたら痛いでしょう?
痛みがあるから、怪我をしない身体の使い方を覚えていくのです。

『痛み』はとても有り難いものです。

痛みが嫌だからと、安易に痛み止めを飲んだり、ブロック注射を打ったりということを繰り返していたらどうなるでしょうか?
本当の原因を観ることなく、いつか壊れ、大きな病気になってしまうかもしれません。
(もちろん、痛みが激しすぎて日常の動作すら困難で、他の部位に支障をきたす場合には、緩和させることは有効です。)

身体は一生懸命『痛み』としてあなたにサインを送っています。
「ここがこんなに頑張りすぎて、もう限界ですよ〜」
「もうぼちぼち心身を休めてほしいな〜」
「あなたの進むべき道はこっちじゃないですよ〜」etc…

『痛み』はギフトの側面を持っている。
わたしはそう思います。

だって少なくともその痛みのおかげで、わたしはあなたに出逢えたのですから◎

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